英検5級 合格までのロードマップ【初心者向け】|英検5級 勉強法

はじめに

「子どもに英語を習わせたいけど、何から始めたらいいかわからない」「目標があった方が、子どももやる気が出るはず」。そうお考えの保護者の皆様、英検5級の受験を検討してみてはいかがでしょうか。英検5級は、英語学習を始めたばかりの子どもたちが、自分の実力を試し、自信をつけるための最初のステップとして最適な試験です。

この記事では、英検5級の合格を目指すお子様を持つ保護者の皆様に向けて、合格までの具体的なロードマップ、効果的な勉強法、そして保護者としてできるサポートについて、わかりやすく解説します。この記事を読めば、お子様の英検5級合格までの道のりが明確になり、親子で一緒に、楽しく英語学習を進めることができるようになるはずです。

1. まずは知っておきたい!英検5級の基本情報

1.1. 英検5級のレベルと対象年齢

英検5級は、日本英語検定協会によると「中学初級程度」のレベルとされています[1]。具体的には、中学1年生で習う基本的な文法や単語を理解し、簡単な英語の文章を読んだり聞いたりできるレベルです。家族のこと、趣味やスポーツなど、身近な話題に関する問題が出題されます。

対象年齢に明確な定めはありませんが、小学生から中学生まで、幅広い年齢層が受験しています。特に、小学校での英語教育が必修化された現在、英語学習の第一歩として小学生の受験者が増えています。小学校中学年(3〜4年生)あたりから準備を始め、高学年で受験するケースが多いようです。

1.2. 試験内容と合格基準

英検5級の試験は、一次試験(リーディング25分・リスニング約20分)で構成されています。2016年度から導入されたオンライン録音方式のスピーキングテストは任意受験で、受験の有無・結果は5級の級認定(合否)には影響しません(所要約3分)。•リーディング(25分):短文の空所補充、会話文の空所補充、語句整序問題などが出題されます。

•リスニング(約20分):イラストを見ながら会話を聞き、適切な応答を選ぶ問題などが出題されます。

合格基準は、CSEスコアという独自の指標で判定されます。リーディングとリスニングの合計850点満点中、419点以上で合格となります。

2. 親子で歩む!英検5級合格までのロードマップ

2.1. ステップ1:英語に親しむ(学習開始〜3ヶ月)

まずは、英語に触れる機会を増やし、英語学習の楽しさを知ってもらうことが大切です。この時期は、勉強というよりも「遊び」の延長として、英語に親しむ環境を整えてあげましょう。

•英語の歌やアニメに触れる:子ども向けの英語の歌やアニメは、楽しく英語の音やリズムに触れるのに最適です。YouTubeなどでも、無料で視聴できるコンテンツがたくさんあります。

•絵本や簡単な読み物:簡単な英語で書かれた絵本や、イラストの多い読み物もおすすめです。親子で一緒に読むことで、コミュニケーションの機会も増えます。

•英語のゲームやアプリ:ゲーム感覚で英単語やフレーズを学べるアプリもたくさんあります。子どもの興味に合わせて、いくつか試してみると良いでしょう。

2.2. ステップ2:基礎を固める(3ヶ月〜6ヶ月)

英語に慣れてきたら、少しずつ英検5級の出題範囲を意識した学習を取り入れていきましょう。この時期は、焦らず、子どものペースに合わせて進めることが大切です。

•アルファベットとフォニックス:アルファベットの大文字・小文字の読み書きはもちろん、文字と音の関係性を学ぶフォニックスを学習することで、単語を読む力が飛躍的に向上します。

•基本的な英単語の暗記:英検5級で出題される単語は、身近なものが中心です。イラスト付きの単語カードを使ったり、日常生活の中で「これは英語でなんて言うんだろう?」と親子で話したりしながら、楽しく覚えていきましょう。

•簡単な英文法の学習:「be動詞」と「一般動詞」の違い、現在形、疑問文、否定文など、中学1年生で習う基本的な文法を、わかりやすい参考書やドリルを使って学習します。

2.3. ステップ3:実践力を養う(6ヶ月〜試験直前)

試験が近づいてきたら、過去問や予想問題を使って、本番さながらの形式で問題を解く練習を始めます。時間を計って解くことで、時間配分の感覚も身につきます。

•過去問題集を解く:最低でも過去3回分以上の過去問を解き、出題傾向に慣れましょう。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを親子で一緒に確認し、理解できるまで繰り返し復習することが大切です。

•リスニング対策:リスニングは、毎日少しずつでも英語を聞く習慣をつけることが、スコアアップの鍵です。過去問のリスニング問題を繰り返し聞いたり、英語の音声教材を活用したりしましょう。

•時間配分の練習:リーディングは25分、リスニングは約20分という時間制限があります。本番で焦らないように、時間を意識して問題を解く練習をしておきましょう。

3. 合格に導く!具体的な勉強法と親のサポート

3.1. おすすめの教材と活用法

英検5級対策の教材は、書店やオンラインで数多く販売されています。お子様のレベルや性格に合ったものを選ぶことが大切です。

•単語帳:イラストが豊富で、楽しく覚えられるものがおすすめです。『英検5級でる順パス単』(旺文社)などが定番です。

•参考書・ドリル:解説が丁寧で、わかりやすいものを選びましょう。『小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル』(旺文社)や、『英検5級をひとつひとつわかりやすく。』(Gakken)などが人気です。

•過去問題集:過去6回分の問題が収録されているものがおすすめです。繰り返し解くことで、出題形式に慣れることができます。

3.2. 保護者にできるサポート

保護者のサポートは、お子様のモチベーション維持に不可欠です。過度なプレッシャーを与えず、温かく見守る姿勢を大切にしましょう。

•学習計画を一緒に立てる:無理のない学習計画を、親子で一緒に立てましょう。「1日15分」など、短い時間でも毎日続けることが大切です。

•学習環境を整える:静かで集中できる学習スペースを確保し、必要な教材を揃えてあげましょう。

•褒めて励ます:小さなことでも、できたらたくさん褒めてあげましょう。「すごいね!」「頑張ってるね!」という言葉が、子どものやる気を引き出します。

•体調管理:試験当日に万全の体調で臨めるように、睡眠時間や食事に気を配ってあげましょう。

まとめ

英検5級は、英語学習の第一歩として、お子様の自信と学習意欲を高める絶好の機会です。この記事でご紹介したロードマップや勉強法を参考に、ぜひ親子で一緒に、楽しく合格を目指してください。保護者の皆様の温かいサポートが、お子様の大きな力になるはずです。

4. 実践的な学習スケジュール例

4.1. 6ヶ月間の学習プラン

英検5級の合格を目指すなら、6ヶ月程度の準備期間を設けることをおすすめします。以下は、週3回、1回15〜30分の学習を想定したスケジュール例です。

1〜2ヶ月目:基礎固め期

•週3回、各15分の学習

•アルファベットの読み書き練習

•基本的な英単語50語の暗記

•簡単な英語の歌やアニメに触れる

3〜4ヶ月目:応用学習期

•週3回、各20分の学習

•英検5級頻出単語100語の暗記

•基本文法(be動詞、一般動詞)の学習

•簡単な英文の読解練習

5〜6ヶ月目:実践練習期

•週3回、各30分の学習

•過去問題集を使った実践練習

•リスニング問題の集中対策

•時間を計った模擬試験

4.2. 毎日の学習習慣づくり

短時間でも毎日英語に触れることで、着実に力がつきます。以下のような工夫で、無理なく学習習慣を身につけましょう。

•朝の10分間:起床後に英単語カードを見る

•夕食後の15分間:親子で一緒に問題集を解く

•就寝前の5分間:英語の歌を聞く

5. よくある悩みと解決策

5.1. 「うちの子には難しすぎるのでは?」

英検5級は中学初級程度とされていますが、小学生でも十分合格可能なレベルです。英検の合格率は2016年度以降、公式には公表されていません。参考として2015年度の5級(全年齢)合格率は81.4%というデータがありますが、年齢別ではなく現在の水準を示すものではありません。大切なのは、お子様のペースに合わせて、焦らずに学習を進めることです。

5.2. 「勉強を嫌がってしまう」

英語学習を「勉強」として捉えるのではなく、「遊び」や「ゲーム」として楽しめる工夫をしてみましょう。英語のカードゲームや、英語でのお買い物ごっこなど、日常生活に英語を取り入れることで、自然と英語に親しむことができます。

5.3. 「親が英語を教えられない」

保護者の方が英語に自信がなくても大丈夫です。一緒に学ぶ姿勢を見せることで、お子様のモチベーションも上がります。わからないことがあれば、一緒に調べたり、英語教室や家庭教師の利用を検討したりするのも良いでしょう。

6. 試験当日の準備とアドバイス

6.1. 試験前日の過ごし方

試験前日は、新しいことを覚えようとせず、これまでの復習に留めましょう。早めに就寝し、十分な睡眠を取ることが大切です。また、試験会場への行き方や持ち物の確認も忘れずに行いましょう。

6.2. 当日の心構え

試験当日は、お子様がリラックスして臨めるよう、保護者の方も落ち着いて対応しましょう。「今まで頑張ってきたから大丈夫」「結果がどうであれ、挑戦したことが素晴らしい」といった前向きな声かけが、お子様の緊張を和らげます。

6.3. 合格後の次のステップ

英検5級に合格したら、次は4級を目指すのが一般的です。しかし、無理に急ぐ必要はありません。お子様の英語への興味や学習意欲を大切にしながら、次のステップを検討しましょう。英語の読書や、英語でのコミュニケーションを楽しむことも、立派な英語学習です。

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