無料でここまでできる!英検対策に本当に役立つ神アプリ・Webサイト10選【2025年版】

英検®合格を目指す多くの受験生にとって、教材選びは大きな課題です。参考書や問題集、有料講座など、選択肢は豊富ですが、「できるだけコストを抑えたい」「スキマ時間を有効活用したい」と考える方も少なくないでしょう。実は、現代には無料で利用できるにもかかわらず、有料サービスに引けを取らないほど高機能な英検対策アプリやWebサイトが数多く存在します。

しかし、選択肢が多すぎるゆえに「どのツールが本当に役立つの?」「自分に合ったものはどれ?」と迷ってしまうのも事実です。そこで本記事では、2025年の最新情報に基づき、英検対策に本当に役立つ「神」アプリとWebサイトを10個に厳選して徹底解説します。単語学習からリスニング、過去問演習、そして新形式のライティングや面接対策まで、この記事を読めば、あなたの英検対策を劇的に効率化する最適な無料ツールが必ず見つかります。

【アプリ編】スキマ時間を制する!最強の英検対策アプリ6選

まずは、スマートフォンさえあればいつでもどこでも学習できる、強力な英検対策アプリをご紹介します。それぞれの特徴を理解し、自分の学習スタイルに合ったものを見つけましょう。

1. 英語の友 旺文社リスニングアプリ:旺文社教材ユーザー必須の「公式」パートナー

旺文社の「でる順パス単」や「過去6回全問題集」シリーズを利用しているなら、このアプリは絶対に欠かせません。300冊以上の旺文社教材の音声コンテンツを、基本無料で手軽にスマートフォンで聴くことができます。

主な機能と特徴

  • 書籍音声の無料提供: 300冊以上の旺文社教材に対応。書籍のマークを読み取るだけで、関連する音声データをダウンロードできます。
  • 多機能な音声プレーヤー: バックグラウンド再生はもちろん、再生速度の変更(0.5倍〜2.0倍)、リピート再生、シャッフル再生など、リスニング学習に必要な機能が満載です。
  • 単語テスト・スピーキング機能: 一部の対応書籍では、単語テストやスピーキング機能も利用可能。音声を聞きながら意味を答える形式で、記憶の定着を助けます。

注意点: 有料プラン「英語の友プレミアム」では、無制限機能などの追加サービスが利用できます。

こんな人におすすめ

  • 旺文社の参考書をメインで使っている人
  • リスニング力と単語力を同時に強化したい人
  • 通勤・通学などのスキマ時間を最大限に活用したい人

2. abceed:豊富な教材と音声機能が魅力のAI学習アプリ

「abceed」は、320タイトル以上の教材音声にフルアクセスできる点が最大の魅力です。無料プランでも充実したリスニング機能を活用でき、英検®対策にも十分役立ちます。

主な機能と特徴

  • 豊富な音声教材: 320タイトル以上の音声にフルアクセス可能。倍速・シャッフル・区間リピート再生などの補助機能も充実しています。
  • 英検過去問題集: 一部の英検過去問題集も掲載されており、実戦的な学習が可能です。
  • AI機能: レベル診断や問題レコメンドなどの高度なAI機能は、主に有料プラン(Pro)で利用できます。

注意点: AIによる個別最適化学習などの進んだ機能は、有料プランでの提供となります。

こんな人におすすめ

  • 何から手をつけていいか分からない初心者
  • 自分のレベルに合った問題で効率的に学習したい人
  • 複数の英語資格試験を視野に入れている人

3. mikan:ゲーム感覚で英単語を「サクサク」暗記

英単語学習の継続が苦手な人にこそ試してほしいのが「mikan」です。ゲームのような操作性とポップなデザインで、辛い単語暗記を楽しい習慣に変えてくれます。英検®「でる順パス単」シリーズにも対応しています。

主な機能と特徴

  • 4択クイズ形式: 画面に表示される英単語の意味を4択の中から選ぶだけ。知らない単語は左右にスワイプする直感的な操作で、高速学習が可能です。
  • 豊富な教材対応: 英検®全級はもちろん、TOEIC®や大学受験など、200冊以上の教材に対応。無料でも多くの教材を利用できます。
  • 学習管理機能: 学習時間や覚えた単語数が記録され、モチベーション維持につながります。

こんな人におすすめ

  • 単語暗記がとにかく苦手で続かない人
  • ゲーム感覚で楽しく学習したい人
  • 短時間で多くの単語に触れたい人

4. 英語物語:RPGの世界で冒険しながら英語を学ぶ

「勉強している」という感覚を忘れてしまうほど没入できるのが、RPGと英語学習を融合させた「英語物語」です。日本全国を旅しながら、ご当地キャラクターを集め、英語クイズで敵と戦います。

主な機能と特徴

  • 豊富な問題数: 英検®5級から1級レベルまで、幅広い問題を基本無料でプレイ可能。
  • 幅広い学習範囲: 単語だけでなく、文法、イディオム、英会話問題まで網羅しています。
  • 協力・対戦イベント: 他のプレイヤーと協力してボスを倒したり、対戦したりするイベントが定期的に開催され、学習意欲を刺激します。

注意点: 基本無料のゲームアプリですが、広告削除やアイテム購入などの課金要素があります。

こんな人におすすめ

  • 勉強が嫌い、ゲームが好きな人
  • 学習のモチベーションを維持するのが難しい人
  • 幅広い英語知識を楽しく身につけたい人

5. 英検®トレーニング:新形式「準2級プラス」にも対応する万能選手

2025年度から新設された「準2級プラス」にいち早く対応したことで注目を集めているアプリです。単語や文法だけでなく、ライティングの自動採点や面接対策まで、これ一つで幅広い技能をカバーできます。

主な機能と特徴

  • 総合的な技能対策: リーディング、リスニングはもちろん、ライティング(英作文自動採点)、スピーキング(発音の即時採点)まで対応。
  • 新形式対応: 2025年度からの新形式、特に準2級プラスの要約問題や意見論述問題の対策が可能です。
  • 級別特化: 3級、準2級、準2級プラス、2級に特化しており、対象級の受験者には最適なコンテンツが揃っています。

注意点: 無料アプリですが、広告が表示されます。

こんな人におすすめ

  • 2級〜3級、特に準2級プラスを受験する人
  • ライティングやスピーキングの練習を一人で行いたい人
  • 一つのアプリで総合的に対策を完結させたい人

6. 英検リスニングマスター:級別特化のリスニング対策アプリ

リスニング対策に特化したアプリとして高い評価を得ているのが「英検リスニングマスター」シリーズです。5級4級版、3級版がそれぞれ提供されており、各級のリスニング問題を集中的に学習できます。

主な機能と特徴

  • 豊富なリスニング問題: 5級4級版では550問、3級版では300問を収録。それぞれ試験10回分に相当する問題量です。
  • 完全無料: 広告はありますが、すべての機能を無料で利用できます。
  • 級別特化: 各級の出題傾向に特化した問題構成で、効率的な対策が可能です。

こんな人におすすめ

  • リスニングが特に苦手な人
  • 5級〜3級を受験する人
  • 集中的にリスニング力を向上させたい人

【Webサイト編】PCでじっくり取り組む!盤石の対策サイト4選

PCの大きな画面でじっくり学習したい方には、Webサイトの活用がおすすめです。アプリにはない豊富な情報量と機能性が魅力です。

7. 英検公式サイト(過去問ライブラリー):最も信頼できる一次情報源

何よりもまず確認すべきは、英検を主催する日本英語検定協会の公式サイトです。ここには、最も信頼性の高い情報がすべて詰まっています。

主な機能と特徴

  • 過去問の無料公開: 直近の過去問(おおむね1年分)の一次試験問題冊子(PDF)とリスニング音源が無料で公開されています。公開範囲は級によって異なりますが、多くの級で複数回分の過去問にアクセス可能です。
  • 試験情報の網羅: 試験日程、新形式に関する情報、各級のレベル目安、二次試験のシミュレーション(バーチャル二次試験)など、受験に必要なあらゆる情報が手に入ります。

活用ポイント

  • 試験直前期に、本番と同じ形式で時間を計って過去問を解くのに最適です。
  • 新形式の問題サンプルも公開されているため、必ず目を通しておきましょう。
  • ※公開範囲は級や実施区分(本会場/準会場F日程)によって異なる場合があります。

8. 英語検定(英検)対策 WEB問題集:圧倒的な問題数と詳細な分析機能

「eigokentei.net」は、その名の通り、Web上で利用できる巨大な問題集サイトです。27,000問以上という圧倒的な問題数を誇り、その大部分を無料で利用できます。

主な機能と特徴

  • 豊富な問題数: 過去問を徹底分析して作成された一問一答形式の問題が大量に収録されています。
  • 詳細な成績分析: 無料のユーザー登録をするだけで、学習履歴が記録され、苦手分野の分析や正答率の推移などをグラフで確認できます。
  • 忘却曲線グラフ: 学習した内容が忘れかけるタイミングをグラフで表示し、効率的な復習をサポートしてくれます。

活用ポイント

  • 特定の文法項目や語彙など、苦手分野をピンポイントで徹底的に演習するのに役立ちます。
  • ゲーム感覚でランキング上位を目指すのも、モチベーション維持に繋がります。

9. YouTube:面接対策から解説動画まで、映像で学ぶ宝庫

YouTubeは、今や英語学習に欠かせないプラットフォームです。特に、動きや音声が重要な二次試験(面接)対策において、その威力は絶大です。

主なチャンネルと活用法

  • 英検公式チャンネル: 面接の流れを解説した動画や、新形式の説明会動画など、公式ならではの信頼できる情報が満載です。
  • 英語系YouTuberの解説動画: 人気講師やバイリンガルスピーカーが、過去問の解説、ライティングの書き方、面接のコツなどを分かりやすく解説しています。「英検 2級 面接」「英検 準1級 ライティング」などで検索してみましょう。

活用ポイント

  • 面接のシミュレーション動画を見て、入室から退室までの一連の流れや、適切な応答の仕方を学びましょう。
  • リスニング対策として、英語学習者向けのニュースチャンネルなどを日常的に視聴するのも効果的です。

10. Quizlet:自分だけの最強単語帳を作成・共有

「Quizlet」は、オンラインで使えるデジタル単語帳作成サービスです。自分で単語帳を作るだけでなく、他のユーザーが作成した膨大な数の単語帳を無料で利用できるのが大きな魅力です。

主な機能と特徴

  • 多様な学習モード: シンプルな単語カードだけでなく、音声付きの学習モードや、タイピングで覚える筆記モード、単語と意味を合わせるマッチングゲームなど、様々な方法で学習できます。
  • 単語帳の共有: 「英検準1級 パス単」のように検索すれば、多くのユーザーが作成した単語帳が見つかります。質の高い単語帳を活用することで、自分で作成する手間が省けます。

活用ポイント

  • 過去問や問題集で出会った知らない単語を、自分専用のQuizlet単語帳にまとめていきましょう。
  • アプリ版もあるため、PCで作成した単語帳をスマートフォンで手軽に復習できます。

まとめ:無料ツールを賢く組み合わせて合格を掴む!

本記事で紹介した10の無料アプリとWebサイトは、それぞれに異なる強みを持っています。重要なのは、これらのツールを自分の学習目的やライフスタイルに合わせて賢く組み合わせることです。

例えば、

  • 単語: 「mikan」と「Quizlet」を併用し、ゲーム感覚と自作単語帳で語彙を増やす。
  • リスニング: 「英語の友」で教材の音声を徹底的に聞き込む。
  • 過去問演習: 「英検公式サイト」で時間を計って解き、「英検リスニングマスター」や「WEB問題集」で演習量を確保する。
  • ライティング・面接: 「英検®トレーニング」のAI採点機能を活用し、「YouTube」で実践的な流れを掴む。

このように複数のツールを戦略的に活用すれば、費用をかけずとも、英検合格に必要な実力を十分に身につけることが可能です。2025年、あなたに最適な無料ツールを見つけ、合格への最短ルートを駆け抜けましょう!

参考文献

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