【2025年版】英検準2級におすすめの参考書・問題集ランキング!

はじめに

英検準2級は、高校中級程度の英語レベルを証明する資格として、大学入試や就職活動で有利に働くことがあります。しかし、合格するためには、自分のレベルや学習スタイルに合った参考書・問題集を選ぶことが非常に重要です。

本記事では、2025年最新の英検準2級対策におすすめの参考書・問題集を、ランキング形式で詳しくご紹介します。単語集、過去問、ライティング、面接対策など、カテゴリー別に厳選した教材を、価格や特徴とともに徹底解説。この記事を読めば、あなたにぴったりの一冊が見つかるはずです。

英検準2級参考書・問題集の選び方

数多くの参考書の中から最適な一冊を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

1. 自分のレベルに合っているか

まずは、現在の自分の英語力に合った参考書を選びましょう。基礎からじっくり学びたい方は、解説が丁寧で分かりやすい「初心者向け」の参考書がおすすめです。一方、ある程度の英語力がある方は、実践的な問題が多く収録されている「演習中心」の参考書を選ぶと良いでしょう。

2. 最新の試験形式に対応しているか

英検は、2024年度から試験内容が一部リニューアルされました。特にライティングでは、従来の意見論述問題に加えて、Eメール問題が追加されています。筆記試験時間も75分から85分に延長され、ライティングの比重が増加しました。最新の試験形式に対応した参考書を選びましょう。

3. 解説が詳しいか

問題を解くだけでなく、なぜその答えになるのかを理解することが、英語力向上への近道です。解説が丁寧で、不正解だった問題の復習がしやすい参考書を選びましょう。

4. 学習スタイルに合っているか

毎日コツコツ学習したい方は、持ち運びやすいコンパクトな単語帳や、1日あたりの学習量が決まっているドリル形式の参考書がおすすめです。短期集中で一気に学習したい方は、模擬試験が複数回分収録されている問題集が良いでしょう。

【カテゴリー別】英検準2級おすすめ参考書・問題集ランキング

ここからは、各カテゴリーでおすすめの参考書・問題集をランキング形式でご紹介します。価格は2025年1月時点の公式定価を基準としています。

単語・語彙対策

英検準2級合格に不可欠な語彙力を効率的に身につけるための単語集です。準2級レベルでは約3,600語の語彙習得が目安とされています。

順位参考書名出版社価格(税込)特徴
1英検準2級 でる順パス単 5訂版旺文社1,375円過去5年間の出題データを分析し、出題頻度の高い順に単語を掲載。口コミで高い評価を得ている定番の単語帳。
2出る順で最短合格!英検準二級単熟語EXジャパンタイムズ出版1,430円頻出の単語と熟語をまとめて覚えられる。例文も豊富で、実践的な語彙力が身につく。
3英検準二級 文で覚える単熟語旺文社1,650円長文の中で単語を覚えることで、読解力も同時に鍛えられる。記憶に定着しやすいと評判。

過去問・総合対策

試験全体の流れを掴み、時間配分を体得するために必須の過去問題集です。

順位参考書名出版社価格(税込)特徴
12025年度版 英検準2級 過去6回全問題集旺文社1,870円2024年度のリニューアル後の試験問題を含む、過去6回分の問題を収録。Web特典で「準2級プラス」のサンプル問題も閲覧可能。
2英検赤本シリーズ英検準2級過去問集(2023年度版)数学社1,760円解説が非常に丁寧で、独学でも安心して学習を進められる。
37日間完成 英検準2級予想問題ドリル旺文社1,430円短期集中で対策したい方向け。7日間で試験全体の総仕上げができる。

ライティング対策

2024年度のリニューアルで重要度が増したライティング対策に特化した参考書です。

順位参考書名出版社価格(税込)特徴
1最短合格!英検準2級ライティング完全制覇ジャパンタイムズ出版1,430円Eメール問題と意見論述問題の両方に対応。使えるフレーズや解答の型を学べる。
2英検準2級ライティング大特訓アスク出版1,320円豊富な練習問題で、ライティングの瞬発力を鍛える。様々なトピックに対応できる力を養う。
3英検準2級 総合対策教本 3訂版旺文社1,870円総合対策書でありながら、ライティングの解説も充実。他の技能とバランス良く学習したい方向け。

面接・二次試験対策

スピーキングが苦手な方でも、自信を持って面接に臨めるようになる参考書です。

順位参考書名出版社価格(税込)特徴
110日でできる!英検準2級 二次試験・面接 完全予想問題 改訂版旺文社1,210円10回分の予想問題を収録。面接の流れをシミュレーションしながら、実践的な練習ができる。
2英検準2級 二次試験・面接対策 予想問題集Gakken1,430円面接のポイントを分かりやすく解説。解答例も豊富で、表現の幅を広げられる。
3英検®準2級スピーキング大特訓Jリサーチ出版1,320円音声認識アプリと連動し、自分の発音をチェックできる。一人でもスピーキング練習がしやすい。

リスニング対策

苦手意識を持つ人が多いリスニングを得点源に変えるための参考書です。

順位参考書名出版社価格(税込)特徴
1英検分野別ターゲット英検準2級リスニング問題旺文社1,650円リスニング問題に特化し、120問の練習問題と模擬テストを収録。徹底的に耳を鍛えられる。
22025年度版 英検準2級 過去6回全問題集CD旺文社1,650円過去問のリスニング音声を収録したCD。実際の試験と同じ音声で練習することで、本番に強くなる。
3英検準2級総合対策教本 3訂版旺文社1,870円総合対策書として、リスニングの攻略法も詳しく解説。CD付きで、実践的な練習も可能。

各参考書の詳細レビューと効果的な使い方

ランキングでご紹介した参考書について、さらに詳しく内容を掘り下げ、効果的な使い方を解説します。

単語・語彙対策

1位:英検準2級 でる順パス単 5訂版(旺文社)

【特徴】 英検対策において定評のある一冊です。最大の強みは、過去5年間の膨大な試験データを徹底的に分析し、実際に出題された単語を「でる順」に掲載している点にあります。これにより、学習者は効率的に合格に必要な語彙力を習得できます。

【効果的な使い方】 付属の赤セルシートを使って、日本語訳を隠しながら覚えるのが基本です。しかし、それだけでは不十分。無料の音声アプリ「英語の友」を活用しましょう。通勤・通学中に音声を聞き流すだけでもリスニング対策になりますし、シャドーイング(音声に少し遅れて復唱する練習)を行えば、スピーキング力も同時に鍛えられます。1日に覚える単語数を決め、毎日繰り返し学習することが記憶定着の鍵です。

2位:出る順で最短合格!英検準二級単熟語EX(ジャパンタイムズ出版)

【特徴】 単語だけでなく、熟語も豊富に掲載されているのが特徴です。特に、ライティングや面接で使える表現がまとまっているため、アウトプット力の強化に繋がります。例文も現代的で実用的なものが多く、単語のニュアンスを掴みやすいでしょう。

【どのような人におすすめか】 単語と熟語を1冊でまとめて対策したい効率重視の方におすすめです。また、ライティングやスピーキングで高得点を目指したい方にも適しています。

3位:英検準二級 文で覚える単熟語(旺文社)

【特徴】 「単語の丸暗記が苦手」という方に最適な一冊。様々なテーマの英文を読みながら、その中で登場する新出単語を覚えていくスタイルです。物語の流れの中で単語に触れるため、記憶に残りやすく、同時に読解力も自然と向上します。

【どのような人におすすめか】 単語学習に楽しさを求める方や、読解力を同時に鍛えたい方に向いています。ただし、でる順形式ではないため、試験直前期の効率性では「パス単」に劣る可能性があります。

過去問・総合対策

1位:2025年度版 英検準2級 過去6回全問題集(旺文社)

【特徴】 最新の試験傾向を把握するためには、過去問演習が不可欠です。本書は、2024年度にリニューアルされた新形式の問題を含む直近6回分の過去問を完全収録しています。別冊の解答・解説は非常に丁寧で、なぜその選択肢が正解(または不正解)なのかを論理的に理解できます。

【効果的な使い方】 まずは時間を計って本番さながらに問題を解き、自分の実力と弱点を把握しましょう。その後、間違えた問題を中心に、解説をじっくり読み込みます。特に、2025年度から導入される新級「準2級プラス」のサンプル問題がWeb特典として付いている点は大きな魅力です。ただし、準2級プラス専用の対策書籍は2025年初頭時点では限られているため、まずは準2級の確実な合格を目指すことが重要です。

ライティング対策

1位:最短合格!英検準2級ライティング完全制覇(ジャパンタイムズ出版)

【特徴】 新形式のEメール問題と、従来の意見論述問題の両方を徹底的にカバーしています。ライティングで高得点を取るための「型(テンプレート)」や、すぐに使える便利なフレーズが満載で、初心者でも論理的な文章を構成する力が身につきます。

【効果的な使い方】 まずは本書で紹介されている「型」を覚えることから始めましょう。その上で、様々なトピックの模範解答を書き写し(写経)、表現のバリエーションを増やしていきます。自分の意見を書き出す練習も重要ですが、最初は模範解答を真似ることで、自然な英語表現が身についていきます。

面接・二次試験対策

1位:10日でできる!英検準2級 二次試験・面接 完全予想問題 改訂版(旺文社)

【特徴】 面接試験は、独特の緊張感があります。本書は、入室から退室までの一連の流れを10回分の模擬試験を通して体験できるため、本番での緊張を軽減するのに効果的です。各質問に対する解答のポイントや、評価される観点が詳しく解説されています。

【効果的な使い方】 付属のCDや音声アプリを使い、モデルスピーチを何度も聞いて、リズムやイントネーションを真似てみましょう。自分の解答をスマートフォンなどで録音し、客観的に聞き返してみるのもおすすめです。声が小さすぎないか、早口になっていないかなどをチェックし、改善を重ねることで、自信を持って本番に臨めます。

出版社別に見る参考書の特徴

  • 旺文社:英検対策の最大手であり、売上No.1の実績が示す通り、信頼性と網羅性の高さが魅力です。「パス単」や「過去問集」など、定番とされる教材を数多く出版しており、迷ったらまず旺文社の参考書から選ぶのが王道と言えるでしょう。
  • ジャパンタイムズ出版:英語学習者向けの質の高い教材を多く出版しています。特にライティングやスピーキングなど、アウトプット系の教材に定評があります。より実践的な英語力を身につけたい中〜上級者におすすめです。
  • 学研(Gakken):『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズに代表されるように、初心者向けの丁寧な解説が特徴です。イラストや図解を多用し、英語が苦手な学習者でも挫折しにくい工夫が凝らされています。

まとめ

英検準2級合格のためには、自分に合った参考書・問題集を選び、計画的に学習を進めることが重要です。本記事で紹介したランキングを参考に、最適な一冊を見つけて、合格に向けて効率的に学習を進めてください。

適切な教材選びと継続的な学習により、合格に大きく近づくことができます。頑張ってください!

参考文献

Follow me!