英検3級 会話文の空所補充問題04
次の(16) から(20) までの会話について,( )に入れるのに最も適切なものを1,2,3,4の中から一つ選び,その番号のマーク欄をぬりつぶしなさい。
問題 (16)
Student: I finished my homework.
Teacher: Great job! ( )
Student: Not really, it was okay.
1 Who helped you?
2 Did you find it difficult?
3 How long did it take?
4 When did you finish it?
解答
正解: 2 Did you find it difficult?
日本語訳:
生徒: 宿題を終わらせました。
教師: よくやりました!難しかったですか?
生徒: そんなに難しくありませんでした。大丈夫でした。
解説:
この会話では、生徒が宿題を終えたことを報告し、教師がそれを褒めています。生徒の返答「Not really, it was okay.」が重要なヒントとなります。この返答は、何かについて「そんなに~ではない」という否定的な回答をしています。
「Not really」という表現は、通常、Yes/No疑問文に対する柔らかい否定の返事として使われます。そして、「it was okay」は、何かが特に問題なかったことを示しています。
これらの表現から、教師の質問は宿題の難易度を尋ねるものだったと推測できます。つまり、「2 Did you find it difficult?(難しいと感じましたか?)」が最も適切な選択肢となります。
生徒の返答を日本語に訳すと、「いいえ、そんなに(難しくありませんでした)。大丈夫でした。」となり、難易度を尋ねる質問への自然な返答となっています。
他の選択肢:
1. 「Who helped you?(誰が手伝ってくれたの?)」
この質問に対して「Not really, it was okay.」という返答は不自然です。誰かに手伝ってもらったかどうかは、「はい」か「いいえ」で答えるべきで、「Not really」という曖昧な返事は適切ではありません。
3. 「How long did it take?(どのくらい時間がかかった?)」
この質問に対して「Not really, it was okay.」という返答は意味が通じません。時間の長さを尋ねる質問に対しては、具体的な時間や「長くなかった」などの返答が期待されます。
4. 「When did you finish it?(いつ終わらせたの?)」
この質問に対しても「Not really, it was okay.」という返答は不適切です。完了時刻を尋ねる質問には、具体的な時間や「つい先ほど」などの返答が自然です。
問題 (17)
Girl: I can't find my pencil case anywhere!
Boy: ( ) Have you checked your bag?
1 I think I saw it on your desk.
2 Why did you need it?
3 Is it a new pencil case?
4 Can I help you look for it?
解答
正解: 4 Can I help you look for it?
日本語訳:
女子: 筆箱がどこにも見つからないの!
男子: 探すのを手伝おうか?かばんは確認した?
解説:
この会話では、女子が筆箱を見つけられないと訴えています。友好的な対応として、男子が探すのを手伝うと申し出ることが最も自然です。その後の「Have you checked your backpack?」という質問も、手伝おうとする態度と一致しています。
他の選択肢:
1. 「I think I saw it on your desk.」は可能ですが、後半の質問と矛盾します。
2. 「Why did you need it?」は、前後の内容に合いません。
3. 「Is it a new pencil case?」も、現在の問題解決に関係ない質問です。
問題 (18)
Father: What do you want for your birthday this year? ( )
Daughter: I would love a new bicycle, please!
1 Did you invite your friends last year?
2 Do you like chocolate cake?
3 Can you remember?
4 Is there anything special you want?
解答
正解: 4 Is there anything special you want?
日本語訳:
父: 今年の誕生日に何が欲しい?特に欲しいものはある?
娘: 新しい自転車が欲しいです!
解説:
この会話では、父親が娘の誕生日プレゼントについて尋ねています。「Is there anything special you want?」は、最初の質問を言い換えたもので、娘の具体的な希望を引き出すのに適しています。
他の選択肢:
1. 「Did you invite your friends last year?」は、現在の話題と関連がありません。
2. 「Do you like chocolate cake?」も、プレゼントの話題からずれています。
3. 「Can you remember?」は、娘に思い出すよう促していますが、具体的な質問ではありません。
問題 (19)
Girl: I’m going to the library this afternoon. ( )
Boy: Sure! I’d love to come with you.
1 Do you want to join me?
2 What book are you reading?
3 How long will we stay?
4 When does it close today?
解答
正解: 1 Do you want to join me?
日本語訳:
女子: 今日の午後、図書館に行くんだ。一緒に行きたい?
男子: もちろん!喜んで一緒に行くよ。
解説:
この会話では、女子が図書館に行くことを伝え、男子の返答が「Sure! I'd love to come with you.」であることから男子を誘っていると考えられます。したがって、「Do you want to join me?」が最も適切な選択肢となります。
他の選択肢:
2. 「What book are you reading?」は、男子の返答と一致しません。
3. 「How long will we stay?」は、既に一緒に行くことが決まっていることを前提としています。
4. 「When does it close today?」も、男子の返答と合いません。
語彙:
- join(参加する)
問題 (20)
Boy: I heard you won first prize in the art contest. Good job!
Girl: Thank you! ( ) I worked really hard on my painting.
1 I don't like art. 2 I'm very happy.
3 When is the next contest? 4 I hope I can do it again.
解答
正解: 2 I'm very happy.
日本語訳:
男子: 美術コンテストで一等賞を取ったって聞いたよ。よくやった!
女子: ありがとう!とても嬉しいわ。絵を描くのにすごく頑張ったの。
解説:
この会話では、男子が女子の美術コンテストでの勝利を祝福しています。女子の返答として最も自然なのは、自分の気持ちを表現することです。「I'm very happy.」は、コンテストで勝利した後の喜びを適切に表現しています。
さらに、女子の返答の後半部分「I worked really hard on my painting.(絵を描くのにすごく頑張ったの)」も重要です。この文は、彼女が幸せを感じている理由を補足説明しています。つまり、一生懸命努力した結果が報われて嬉しいという文脈を作り出しています。
他の選択肢:
1. 「I don't like art.」は、コンテストで勝利したことと矛盾します。
3. 「When is the next contest?」は、現在の成功を祝う文脈に合いません。
4. 「I hope I can do it again.」は唐突で、直前の祝福に対する自然な返答とは言えません。
語彙:
- art contest(美術コンテスト)
- painting(絵)